さつきやみ うや

二〇一七年 十一月 十二日

一つ目の夢

ベッドから起き上がって、飲み物を取りに行った。
普段からあまりライトは、つけない方なのなのだけど。
冷蔵庫だと思って扉を開くと、お湯とお水が出る機械になっていた。
どこに置いたのだっけ、冷蔵庫。
ベッドに戻るかなって思ったけど、何かに引っ張られてなかなか前に進めない。
なんとかベッドに戻ると、もう一度寝についた。

 

二つ目の夢

また、ベッドから起き上がって、洗面台に向かって行った。
左にお風呂、右にお手洗い。
その時点で家の間取りも違うのだけど、気にせず洗面所まで行きお水を口に含んだ。
戻って、もう一度寝ようかと思った。
しかし、戻ることができない。右肩に右手が見えて、振り向いても誰もいない。
ただ手だけは残っていて、しっかりと捕まえられていた。
あぁ、捕まってしまって、戻れない。
床の上に崩れ落ちて、仕方ない。ここで寝ようと。眠りについた。

 

三つ目の夢

目を覚ますと、数人の見たことのない人たちがいて、会話をし合っていた。
各々、どんな体験をしたのかノートに書くのだけど、

「ぼくは、怖い夢を見たんだ。」

それを書くね、と一つ目の怖い夢をノートに書いた。

「怖い話は嫌だなー」

と、女の子が言う。

「私、今十七歳。君とは倍以上違うんだね。」

その後、そのノートには、その子の写真が載っていた。

「じゃぁ二つ目を書くよ」

ってぼくが言うと、他の人が書き込んでいた。
実際にペンで書くと言うよりは、念写のような感じ。
書こうと思っても書けない。
どんどん先のページに書き込まれてしまうから。
みんな何かしらの能力者かって思った。
そこにぼくがいることが、不思議なくらい。
そこで、目を覚ますと夢だったんだ。って分かった。
それも夢の中で。

 

四つ目の夢

ベッドに潜り込みゆっくり寝なきゃ。って思って目を閉じると。
あぁ、またこのパターンか・・。って分かった。
漢字がババババとどんどん出てきては消える。
そんな中、新聞の切り出したものも、ババババとで始める。
ものすごい量の漢字が寝ているぼくに見せてくる。
これは寝られないパターンだなぁ。って。
そして、これは夢なんだよなって気がつくのだけど。
この文字のは、寝ている間は永遠と続くから辛いんだよね。
って思いながら目を覚ます。

そして、二時間の睡眠が終了して、忘れないうちに、ここに残す。

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